どこかモダンでノスタルジックな…版画家・川上澄生の世界

                                 “百貨店の内部「新東京風景より」 初夏を思わせる陽気に誘われて、版画家・川上澄生の展覧会を見てきました。 かの有名な版画家・棟方志功が絵に行き詰っていた時、川上澄生の版画を見て版画の世界に 転向したという逸話のある人物です。 作品のテーマは南蛮文化や文明開化などが中心になりますが、ノスタルジックなそ…

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≪貴婦人と一角獣≫は “愛の変奏曲” でしょう。

           ≪我が唯一の望み≫…青い天幕上部に書かれた銘文                           (画像はすべてCREA WEB 松本麻里の「この美術展を見逃すな」より) 新国立美術館で開催中の≪貴婦人と一角獣≫展を見て来ました。 フランス中世美術でしかもタピスリーと聞くとちょっと気持が奮い立たないでいましたが、我が夫が以前から パリ…

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衝撃の画家・・・エル・グレコ展から

「宗教は信じないけどあれを見たらそんな気持ちになるよな~。」という話声が後から聞こえて きました。言わずと知れた“エル・グレコ展” 会場でのことです。  (現在東京都美術館で開催中) 彼が生涯の後半を過ごしたスペイン・トレドで描いた絵は宗教画が多く、展示作品も宗教画が 沢山集められているのでそんな感想もあるのでしょう。 しかし、宗教画ばかりでなく、肖像画がこれま…

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“プチ贅沢な夕べ”

あの“少女”に会うため夕方出掛けました。 その前にまずは腹ごしらえを・・・。 入ったのは“ブラッスリ・レカン(Brasserie L'ecrin)” ここは昭和7年に建てられた上野駅舎の旧貴賓室にオープンしているフレンチの店。 手頃な価格で気軽に利用できる店のようで、俄然女性同士や一人の女性客が多い感じです。 天井からはレトロなシャンデリアが下がり、高い天井…

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まさに色彩の魔術師!

マチスの最高傑作といわれる“赤のハーモニー(赤い部屋)”が見たくて開催終了まじかになって エルミタージュ美術館展へ行ってきました。(於:国立新美術館) この作品は周知のとおり、最初 “青のハーモニー” と呼ばれたようにブルーに塗られ、次に緑色に変えられた ものをさらに赤い色にマチス自身が塗り替えたという作品です。                              …

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ああ~ニコライの鐘がなる・・・♪

“ああ~ニコライの鐘がなる・・・♪” 昭和の古い歌の最後の歌詞だけが不思議と印象深く残っているのですが、かの“ニコライ堂”の 内部見学をする機会がありました。 大主教ニコライによって建立されたことからこう呼ばれているとか… 正式な名称は日本ハリスト正教会「東京復活大聖堂」です。 日本ハリスト正教会はギリシャ正教の流れをくむロシア正教です。 ニコ…

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“フェルメール・ブルー”ってやっぱり凄い!!

話題の絵を含む『フェルメールからのラブレター展』 を見にいってきました。 話題の絵とは・・・修復がなされて本来の色が蘇ったこと、そして修復後最初に公開されたのが 日本であったことで話題になったあの絵 “手紙を読む青衣の女” のことです。 修復前の現物を見て比較したわけではないのですが、ラピスラズリを使った絵具ウルトラマリンブルー の色使いは実に巧みだと感じました。…

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渋谷の“おのぼりさん”

冬の終わりを告げるように2月29日に東京では珍しく大雪になりましたが、翌日は暖かくなり あれだけ降った雪はまたたく間に溶けてしまいました。 でも寒さがぶり返したりで庭の様子もまだまだ殺風景でようやく球根類やバラが芽を出し始めたところです。 まだまだ春は一進一退です。         そんな中、晴れた日の土曜日を選んで渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の…

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謎はやっぱり謎のままでした・・・。

『プラド美術館所蔵 ゴヤ展』へ会期終了まじかになって出掛けました。そこで10年ぶりに“着衣のマハ” に再会してきました。 西洋絵画の好きな方にはご承知のとおり、これは“裸のマハ”と対になってプラド美術館に展示されてい るものですが、今回展示作品の中にこの“着衣のマハ”が含まれています。同美術館の至宝ともいえる作品を よく貸し出したものと感動。本当は“裸のマハ”と再会したか…

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行きつく先の姿は皆おなじ・・・?

趣味が悪いと思われますが、骸骨の姿を見るとなんだかとても親しみを覚えます。 教会のステンドグラスにこんなものがあります。いずれも骸骨が人を誘っています。王様も貴婦人も尼さんも行 きつく先の姿は皆おなじということでしょうか?(もちろん私の行きつく先も、あなたの行きつく先も・・・。) 人々を誘う骸骨? 王様と取引をする骸骨? 尼さんを誘惑する骸骨…

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旅の記録から(その3)

シチリアの旅から・・・何年か前に旅した時の記録です。 パレルモの空港からホテルまで、怪しげなタクシーにつかまってしまい、チップを“もっとくれ!”とねだられる ところから始まりました。 “雲助”までとはいかないので、“まっ、いいか・・・・。”という具合でした。                                           (画像はクリックすると拡大されます) …

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印象派はお好き?(モネの庭園)

前回からの続きで、ジヴェルニーにあるモネの庭とそこをモデルにした絵をご紹介します。 モネは花を育てることが大変好きで、庭園を造るため少しずつ敷地を買い広げていったそうです。 広大な敷地の中のいくつかのシーンをアップします。モネ没後荒れ果てていた庭は、現在モネファウンデーショ ンによって管理されているとのこと・・・。咲いている花々はさして珍しいものはありませんが、この庭が…

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印象派はお好き?

ワシントンナショナルギャラリー展 開催期間終了まじかになって慌てて国立新美術館へ行ってきました。 ワシントンナショナルギャラリーは、質の高い印象派・ポスト印象派の絵画を集めていることで知られていますが “常設展示から館外貸出は12点まで“というルールがあるそうです。 今回そのうち9点まで日本に貸出しをしたということは稀なことだそうで、印象派好きの人々に とっては…

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夕方出掛けました・・・

現在、国立西洋美術館で開催中の「大英博物館 古代ギリシャ展」を見に行ってきました。金曜日は午後8時まで開館ということで、空いた時間帯を狙ったつもりでしたが、学校が夏休みということもあって結構混んでいました。(画像をクリックすると拡大されます) 展示は、テーマごとに次のように分類されています。    第1章  神々、英雄、別世界の者たち    第2章  人のかたち …

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