それは庭を一回りしてバラの様子を見たり、緑の美しさの中でひとり静かな時を
過ごすことができるからです。
早朝4時過ぎころから、次第にあたりが明るくなりはじめ、周囲の家々は
まだ眠りから覚めていないひと時・・・
昨日と違った表情で咲くバラを一つ一つ見回るのは至福のひと時です。
ドクトウール・ジャメンの花色にはうっとりしてしまいます。
深いベルベットのような赤紫から咲きすすむと紫色に変化していきます。
小さめの花ですが花付がとてもよくて、昨年鉢植えの時のチョボイ姿とは
まるで見違えるようです。今年一番の気になるバラです。
ピエールドロンサールです。
大輪の堂々とした花は蕾の時の可憐さからはだいぶ違いますが、今年もたくさん花を
咲かせて表通りを行く人々の目を楽しませてくれているようです。
今日の雨で花びらが汚くなり始めましたが~。
イグランティーンは日陰になってしまったところで頑張っています。
とてもいい香りのするバラで優美です。
サマースノーはパーゴラを覆い尽くすほどたくさん花を付けています。
つるをしっかり固定しないと雨で垂れ下がってしまい、大変です。
グラハム・トーマス(イングリッシュローズ)
黄色いバラは数あるけれど・・・この黄色は好きです。オールドローズの研究家で
イングリッシュローズの育種家デイビット・オースチンと親交のあったグラハムトーマスにちなんで
名づけられた黄色のバラです。山吹色に始まりやがてあまり主張の強くない黄色に
変化するところがいいですね~。
早朝明ける前に撮ったので少し暗いですが・・・アルケミストです。
今年も蔓が四方八方に伸びてたくさん花が付きました。
優美なエブリンは鉢植えで長年見事な花を見せてくれたのですが、近年花付が
悪くなったため、仕立て直しをして低めに植え替えました。
花数はまだ少ないですが、若返ったようです。
アナベルに蕾が見え始めました。今年はちょっと早いような・・・
真っ白なシャクヤクに憧れて植えたものですが、今年は見事な花を付けています。
フリフリの花びらが可愛いローゼンドルフシュバリスホープ
長年名前がわからなかったのですが、今では出所が判明してよかった~。
イヴピアッジェが巨大な花を付けました。
ウィリアムシェークスピアも咲き始めました。
ジギタリスが元気です。花壇を独占してしまってなかなか夏の花苗が植えられません。
でも花壇が立体的に見えるので欠かせません。冬越しした株に今年は数本増やしました。
こぼれ種から咲いたセントーレアブラックボールとオルレア
今年はこの黒い矢車草の苗が入手できずこぼれ種から一本だけ咲いています。オルレアの間で
いい感じです。昨年は植え過ぎて手こずってしまいましたので・・・
それでは今日の庭からの様子はこれにて
おしまい